園長の部屋 第1回

ワタの花

みなさん、ワタの花を見たことがありますか?

衣食住のうち、「衣」に欠かせない植物がワタです。洋服やハンカチなどに使われる「綿」は、
花が咲いた後にできた実の周りにある繊維からできています。

植物公園では、平成21年度より、繊維の品質がとても良いと言われている「真岡綿」を栽培しています。

☆ワタは、今後、「植物公園体験学習推進事業」の教材とする予定です。事業の推進にあたっては、
植物公園文化団体協議会の協力を頂いています。

☆ワタの栽培・記録については、植物公園わくわくガーデン友の会の協力を頂いています。
わくわくガーデン友の会ワタの栽培記録のページは
こちら

ワタ
  • 学名:Gossypium sp.
  • 分類:アオイ科

綿は世界各地に約32種が分布していると言われています。
大きくは、アジア地域原産のものとアメリカ大陸原産のものに分かれます。
日本へは、700年代後半に伝えられたとの記録があり、栽培の歴史はとても長いです。

ワタの花は、ほんの1日で咲き終わります。花のあとは、かわいらしいオレンジがかったピンク色に変化します。

  • 場所 観賞大温室横のワタ畑
  • 更新日 2011年8月13日