何年も育つ多年草で,年々芽が増えて大株になります。
秋から春にかけて生長し,夏は休眠することから,寒さには強く,高温多湿には弱いです。
日陰でも育つことから,木や建物の影の空いたスペースにも植えられます。
比較的丈夫で,最近は価格も下がってきましたので,園芸初心者にもおススメの花です。
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何年も育つ多年草で,年々芽が増えて大株になります。
秋から春にかけて生長し,夏は休眠することから,寒さには強く,高温多湿には弱いです。
日陰でも育つことから,木や建物の影の空いたスペースにも植えられます。
比較的丈夫で,最近は価格も下がってきましたので,園芸初心者にもおススメの花です。
販売品の多くは,根が鉢底で層を作るぐらいよく張っています。
このままでは新しい根が伸びないので,棒などで根を軽くほぐして,一回り大きな鉢に植え替えます。
花が咲いていても,極端に根をいじらなければ大丈夫です。
また,販売品はハウス育ちで寒さに強くない場合もありますので,軒下で1~2週間慣らした方がよいでしょう。
10月あたりが適期で,この時は根を大胆にほぐして大丈夫です。
水が鉢の中に留まらないように,水はけをよくすることが重要です。
土は,自分で配合する他,専用の土を利用する,草花用の土に軽石小粒等を混ぜて排水をよくする等の方法があります。
自分の置き場所や水やりに合わせて,乾く場合は赤玉土を,湿る場合は軽石の割合を増やしましょう。
鉢は,株に対して大きすぎるものだと水が溜まりやすくなりますので,一回り大きいプラスチック鉢で十分です。
水がたまりやすい場所や土では,根が腐ったり,病気になったりするので,水はけをよくすることが重要です。
置き場所は,夏の暑い時に長く日に当たると傷みますので,夏場は日陰になる場所がよいです。
花数は少なくなりますが,明るい日陰でも育ちます。
根がよく張るお花なので,毎年秋(10月頃)に植え替えるのが理想です。
2年に1回でも枯れることはありませんが,生長が劣る場合があります。
また,秋から冬になると古い葉が倒れてきますので,刈り取ります。
地際から5cmぐらいのところで切り取るとよいでしょう。
芽が1本ですと,病気などのトラブルに弱いです。
逆に,小さい芽(葉芽)が多いものは花が咲きにくい株なので,避けた方がよいでしょう。
花芽(花茎)が2本以上出ているものを選んだ方が失敗しにくいです。
販売されているものはハウスで栽培されていて,お庭と温度や光などの条件の差で発色が異なることもあります。
例えば,購入時は白い花でも,自宅の環境では緑が入ることもあります。
また,花は咲き終わりに近づくと緑色になります。鮮やかだったガク片もタネができるころには色あせてしまいますが,これは正常なことです。