熱帯果樹温室


斑入りバナナ

ピンクバナナ

 バナナの原産は東南アジアの熱帯地域で,今私たちが食べているバナナは,偶然出来た種のないバナナの苗を人間が栽培化したのが始まりと言われています。栽培の歴史は古く5000年以上前から栽培され,最も古い栽培植物といわれています。バナナは熱帯・亜熱帯地域に分布し,赤道をはさんで両側の北緯30度〜南緯30度の栽培に適した地域で広く栽培されています
 よくバナナの木と言われていますが,バナナは木ではなく巨大な草で,バショウ科に分類される多年草です。バナナという言葉は指を意味する単語が語源となっていると言われています。
 熱帯果樹温室では普通のバナナの他、国内には数株しかないといわれる珍しい斑入りバナナや、果実が赤いピンクバナナも見ることができます。


パパイア

 パパイアは熱帯アメリカ原産の常緑の中木でパパヤ科に分類される植物で,熱帯地域で広く栽培されています。熟した果実は生食用やサラダ,ジュース,アイスクリーム等に,未熟果は野菜として利用されます。パパイアにはパパインというたんぱく質を分解する酵素が含まれており肉を軟らかくするのに用いられるほか,消化剤や皮なめし等に用いられています。


グワバ

 グワバは熱帯アメリカ原産で、和名はバンジロウ(蕃石榴)と呼ばれ,フトモモ科の常緑低木です。亜熱帯地方で広く栽培されています。近縁の仲間には,フェイジョアやストロベリーグアバ(テリハバンジロウ)などがあります。果実は球形や洋ナシ形など様々な形があります。果実は,果肉は甘く,酸味を含み,ビタミンが豊富で生食やジュースとして利用するほかゼリーなどにも利用します。葉にタンニンを含むので,茶の代用としても利用されます。


ピタンガ

 ピタンガはブラジル原産の常緑低木で,フトモモ科に属します。果実を食用とするほか樹姿や果実が美しいので観賞用にも利用されます。「ピタンガ」というのは「赤い果実」という意味で,その名のとおりルビー色の小さな果実がみのります。果実は主に生食用ですが、ジャムやゼリー,アイスクリームにも利用されます。タチバナアデク(橘赤楠)やスリナムチェリー,ブラジルチェリーとも呼ばれます。


ブシュカン(仏手柑)

 ブシュカンはインド原産の柑橘類で、その分裂した果実が仏の手のように見える事からこの名前が付きました。果実には果肉がほとんどないため、生食ではなく砂糖煮や果実酒として利用されます。また、お香のような香りがする事とその形状のため、インドやタイなどアジアの仏教国では、仏様へのお供え物としてこの実が使われています。


コーヒーノキ

 コーヒーノキはアカネ科の高さ5〜6mになる樹木でエチオピアの高原が原産地です。私たちが飲んでいるコーヒーはコーヒーノキのタネが原料で,白い花が咲いた後,指先大の果実ができます。果実の中には二つのタネがあってそれを乾燥したものが,私たちが普段目にするコーヒー豆です。

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